中日、新外国人選手2人と契約合意と現地報道 退団決定ゲレーロの穴埋め期待
2017/12/03
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中日ドラゴンズに新外国人選手として、デトロイト・タイガースからスティーブン・モーヤ外野手(26)と元ニューヨーク・ヤンキースで今季はメキシカンリーグでプレーしていたソイロ・アルモンテ外野手(28)が加入する見通しであること分かった。
中日は12月2日に今季は加入1年目ながら本塁打王のタイトルを獲得したアレックス・ゲレーロ外野手の退団を発表。今回加入する見込みの2人には、ゲレーロの穴を埋める活躍が期待される。
米国の移籍情報サイト「トレードルーマーズ」は1日付で、モーヤは中日と1年契約で合意したと報じた。
2014年にメジャーデビューを果たしたモーヤだったが、今季はメジャーリーグでの出場はなかった。身長201センチ・体重117キロの巨体から繰り出されるパワーに定評があり、2014年にはマイナーで35本塁打を放ち、今季もマイナーでは22本塁打を記録。タイガースも将来を嘱望していたが、確実性や守備に弱点を抱えていたためメジャー定着とはならず、NPB移籍となった。
モーヤのメジャー通算成績は51試合出場で打率.250、5本塁打、11打点となっている。
一方のアルモンテについては、メキシコの野球情報サイト「プロ・ベイスボール」が中日と1年契約で合意に至ったと報じた。今季はメキシカンリーグで109試合に出場して打率.355、15本塁打、70打点を記録しており、メジャー通算では47試合で打率.211、2本塁打、12打点という成績をマークしている。
また、アルモンテはメジャーデビューを果たした2013年にイチローと1・2番コンビを組んだ経験もある。