ポスティング申請間近の西武・牧田に米メディアも注目「今オフに興味がそそられる投手の1人」
2017/12/03
米国・メジャーリーグ機構は12月1日(日本時間2日)、失効中となっていたポスティングシステムがオーナー会議で承認されたことを発表し、同日にNPBの日本ハムは大谷翔平投手の申請手続きが行われたことを発表した。
遂に大谷争奪戦の火蓋が切られたが、米国ではポスティングシステムを用いた米球界挑戦を表明している西武の下手投げ右腕・牧田和久にも注目しているようだ。
米メディアの「CBSスポーツ電子版」では、1日(日本時間2日)付で牧田についての特集を掲載。
記事では牧田を「なぜ彼が話題にならないんだ?彼は今オフに興味がそそられる投手の1人で、かつてのチャド・ブラッドフォードを彷彿とさせるピッチングをする」と評している。
かつてメジャーリーグでアンダースロー投手として活躍していたブラッドフォード氏は196センチという長身ながら、リリースポイントは地面スレスレというサブマリン投手で、メジャー通算12年間で561試合に登板し、防御率3.26と好成績をマークしていた。
同記事では牧田の球速の遅さ、奪三振率の低さを不安視しているが、一方でNPB時代の牧田とMLBで活躍したブラッドフォードの奪三振率・四球率が近いことを紹介。ブラッドフォードも奪三振が少ない投手だっただけに、同タイプの牧田が同じような成績を残す可能性もあると評している。
アンダースロー投手は非常に珍しいことから、活躍を疑問視して獲得を見送る球団が多数出てくると予測されているが、球界屈指の変則右腕である牧田を中継ぎ投手として獲得を検討している球団も存在しているようだ。