D1位・安田に「5」を託したロッテ。最高打率の助っ人にロッテ一筋の天才打者…超高校級にかかる期待値
2017/12/06
1991年からは右打ちの天才が「5番」を背負う
1991年からはロッテ一筋で22年間プレーした堀幸一が背番号「5」を背負った。右打ちの天才と称され、中距離打者として通算1827安打・183本塁打を記録し、1998年には全打順本塁打も達成していた。2013年からは1軍打撃コーチを務めていたが、今季はチームが深刻な打撃不振に陥り、1軍コーチから2軍打撃コーチへ配置転換となっている。
堀が引退した2011年からは、ドラフト1位入団の伊志嶺翔大が背番号「5」を背負った。1年目には開幕1軍も果たし、1998年の小坂誠以来となる新人30盗塁も達成したが、その後は振るわず、2016年オフには背番号を「38」に変更されてしまった。
今季は助っ人のマット・ダフィーが外国人として久しぶりに5番を背負ったが、54試合で打率.201、6本塁打、18打点と結果を残せず1年で退団となった。
そして、今年のドラフト1位で指名され、ロッテ入団を果たした安田尚憲に背番号「5」が与えられることになった。偉大なOBが名を連ね、伝統のある番号となっているが、安田には先代に恥じない活躍を見せることが期待される。今季はチームが最下位に低迷しただけに、1年目から出場のチャンスを掴むこともできるだろう。
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