平野にナ王者ドジャースも興味 WBC ではド軍本拠地でアレナドから三振を記録
2017/12/16
オリックスから海外FA権を行使しMLB移籍を目指す平野佳寿投手にロサンゼルス・ドジャースも興味を示していると、『ヤフー・スポーツ』のティム・ブラウン記者が報じた。複数球団が興味を示していると報じられているが、昨季のナ・リーグ王者も平野の実力を認めているようだ。
ティム・ブラウン記者は自身のツイッターで、「ドジャースがブルペン補強のために日本人右腕の平野佳寿を狙っているようだ。33歳は昨季オリックスで58試合に投げ防御率2.67を記録した」とレポートした。
ドジャースは絶対的な抑えのケンリー・ジャンセン投手が所属するが、プレーオフで圧倒的な活躍を見せた前田健太投手は、再度先発に戻すとロバーツ監督が言及。セットアッパーを任されていたペドロ・バイエズ投手は昨季後半戦に大きく調子を落とし、45試合で6勝0敗を記録したブランドン・モロー投手はカブスと契約するなど、ややブルペンに不安が残っている状況だ。
ちなみに平野はドジャースタジアムのマウンドにもワールドベースボールクラシックの準決勝で上がり、米国代表の4番のノーラン・アレナド内野手から空振り三振を奪っている。アレナドといえばドジャースと同じナ・リーグ西地区のロッキーズの主砲だ。
日本球界で156セーブを記録している男を仕留めるのはどこの球団になるのか。来年で34歳になる平野の去就に注目だ。