ロッテ・古谷が現役引退を発表 今後は球団職員の営業職に転身へ
2017/12/21
千葉ロッテマリーンズは21日、今季限りで戦力外通告を受けていた古谷拓哉投手(36)の現役引退、そして2018年1月からは球団職員として入社することが発表された。今後は営業職を務める予定となっている。
2005年の大学・社会人ドラフト5位でロッテに入団した古谷はロッテ一筋でプレーし、2010年にはリリーフとして58試合に登板して防御率2.91、2013年には15先発で9勝1敗、防御率2.73と好成績を残すなど、貴重な左腕投手として役割を問わずチームを支え続けた。
通算では148登板48先発)で353回を投げ23勝15敗14ホールド、防御率4.23という成績を残している。
古谷は球団を通して以下のようにコメントを残した。
「11月初旬に引退をすることを決めました。球団から来季構想外であることを通告されて、まだやれるのではという気持ちもあったのですが、球団から職員としてのチャンスをいただき、新しいことにチャレンジが出来るいい機会と考えました。今は気持ちを切り替えて、新しい仕事でまた別の角度から野球に携われることにワクワクしています。営業は経験がないので、実際にやってみないと分かりませんが誠心誠意、お客様としっかりと向き合っていけたらと考えています。現役での一番の思い出は2010年に日本シリーズに登板をして日本一を経験出来た事です。個人的には13年のオリックス戦でノーヒットノーランを逃したこともありますが、あくまで個人的な事です。営業マンとしてノーヒットノーラン級の仕事が出来るように頑張ります(笑)」