ボールボーイがまさかの…、二塁へ激烈スライディング…判定はどうなる?【意外と知らない野球ルール3問クイズ】
野球には、様々な状況を想定した「公認野球規則」がある。このルールブックによって、想定外と思われるような珍場面でも公正な判定を下すことができる。今回は「名珍場面から振り返る野球のルール」(カンゼン、2014年刊行)より、難解な野球規則を過去の事例からクイズ形式で出題する。(2017年12月30日配信分、再掲載)
2020/04/02
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Q3:スライディングで野手のグラブからボールがこぼれたら…
Q3:一塁走者が二塁へ盗塁を試みた際、激しいスライディングでセカンドのグラブからボールがこぼれた。タイミングを見ればアウト。この盗塁は認められる?
二塁盗塁がアウトのタイミングで、一塁走者が激しいスライディングをしてきた。すると、二塁ベースカバーに入ったセカンドのグラブから、ボールがポロリ。スライディングがなければ完全にアウトだったが、どのような判定になるのか。
A:体当たりをしたわけではないので盗塁成功。
B:アウトのタイミングでの悪質なスライディングは守備妨害とみなされ、一塁走者はアウト。
C:ノーカウントとなり、走者は一塁に戻される。
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