2018年、12球団コーチングスタッフの顔ぶれは? ヤクルト、ロッテが新監督就任
プロ野球2018年シーズンに向け、12球団のコーチングスタッフが確定した。
2018/01/01
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ヤクルト、ロッテが新監督体制
12球団で監督が交代するのは東京ヤクルトスワローズと千葉ロッテマリーンズの2チームだ。ともに昨季はリーグ最下位に沈み、コーチングスタッフを大幅に変更。新監督にチーム再建を託す。
ヤクルトは小川淳司氏が4年ぶりに監督復帰。昨年は、けが人が続出して球団ワーストの96敗を喫したチームの立て直しを図る。
OBの宮本慎也ヘッドコーチに加え、広島リーグ連覇を支えた石井琢朗打撃コーチ・河田雄祐外野守備走塁コーチを招いた。ヤクルト所属経験のないコーチは珍しく、昨年の低迷による危機感の表れと言える。“練習漬けの鬼”として知られる両コーチの加入で、上位浮上へ体制を整えた。
ロッテは、17年シーズンで現役を引退した井口資仁監督が指揮を執る。ヘッド兼内野守備走塁コーチには鳥越裕介氏、バッテリーコーチには清水将海氏が就き、ソフトバンクを日本一に導いた立役者が脇を固める。井口監督にとって、鳥越氏はダイエー(現ソフトバンク)時代のチームメイト、清水氏は青学大時代の同級生と縁が深い。
さらに井口監督の“師匠”と言える金森栄治打撃コーチが6年ぶりに復帰。2軍監督には2010~12年にロッテでプレーした今岡真訪氏が就任し、“1軍日本一”をサポートする。
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