2017年、外国人選手の活躍ぶりは? 最高級のSB、不発だらけのロッテ<パ・リーグ編>
優勝を狙うにあたり今や欠かせない存在となっている外国人選手。NPBでは4人までの外国人選手が1軍登録できるようになっており、チーム編成上でも非常に重要となっている。近年はメジャーリーグ経験者の助っ人も目立ち始めており、やはり”優良助っ人”の多いチームがシーズンでも上位に食い込むことが多い。今回は、2017年シーズンのパ・リーグの外国人選手たちを振り返る。
2017/12/30
西武メヒア、来季は勝負の1年に
【西武】
・投手
ブライアン・ウルフ:23試合 125回1/3 9勝4敗 74奪三振 防御率3.73
ブライアン・シュリッター:64試合 63回2/3 1勝5敗32ホールド 23奪三振 防御率2.83
フランク・ガルセス:18試合(1先発) 31回 2勝2敗2ホールド 21奪三振 防御率6.39
アレクシス・キャンデラリオ:1試合 3回 0勝1敗 6奪三振 防御率21.00
郭俊麟:1軍登板なし
スティーブン・ファイフ:5試合(5先発) 21回 1勝1敗 11奪三振 防御率6.86
・野手
エルネスト・メヒア:113試合 打率.241 19本塁打 53打点
昨年のシーズン途中に加入したウルフが9勝をマークし、シュリッターがセットアッパーとしてチームトップの64試合に登板した。しかし、成績こそ優秀なものの安定感を欠く内容が多く、オフに自由契約となった。
また、その他の投手に関してはいずれも結果を残すことはできず、チームの力になることはできなかった。
野手唯一の外国人選手であるメヒアは夏場以降に大きく調子を落とし、出場機会も大きく減らして来日4年目で自己ワーストの成績に終わってしまった。山川穂高、中村剛也といったライバルが多いだけに、来季は巻き返しを見せたいところだ。