西武、新人が合同トレ開始。甲子園V戦士ドラ2・西川愛也は足で存在感示す
2018/01/10
埼玉西武ライオンズの新入団8選手は9日、西武第二球場で合同自主トレを開始した。ドラフト1位指名の齊藤大将投手(明治大)ら8選手がキャッチボールやノックなどで汗を流した。
好天に恵まれ、合同自主トレは和やかなムードでスタート。渡辺久信シニアディレクター(SD)兼編成部長や鈴木葉留彦球団本部長ら球団関係者が見守る中、選手らは約3時間のトレーニングに取り組んだ。ドラ1の齊藤は「短い時間だったけど楽しくできた。練習して弱いところも見つかった。全てにおいてレベルアップしたい」と今後の抱負を語った。
自主トレ中、常に笑顔を浮かべていたのはドラフト3位の伊藤翔投手(徳島インディゴソックス)。オフの期間は一人でトレーニングすることが多かったという伊藤は「いい緊張感の中で練習できた」と充実感をにじませた。
外野のポール間のダッシュでは、昨夏の甲子園で優勝した花咲徳栄出身のドラフト2位・西川愛也内野手が存在感を発揮した。たびたび先頭に立ち、顔色ひとつ変えずにインターバルでひざをつくこともなかった。「第一印象が大事なのでアピールしていけたらと思っていた」と話し、持ち味の俊足を見せつけた。さらに同じ花咲徳栄出身で中日ドラゴンズに入団した清水達也投手について、「(新人合同自主トレ)走りでは一番だと聞いていた。負けないようにしないといけない」と闘争心を燃やした。