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西武・山川、開幕4番・レギュラー取りへ。自主トレで見せた“フルスイング”のこだわり

2018/01/19

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 埼玉西武ライオンズの山川穂高内野手は18日、埼玉県所沢市の西武第二球場で自主トレを公開した。
 
 下半身強化に重点を置く山川は、ダッシュや打撃、守備練習をこなし「4番は小学校から打ってきた一番打ちたい打順。狙いにいくというのを強く思っておきたい」と開幕4番を目標に掲げた。
 
 昨季は78試合に出場し、23本塁打をマーク。5、6月は2軍暮らしが続いたが、7月から1軍に定着すると終盤は4番を任された。2カ月連続でMVPを獲得するなど、一気にブレークを果たした。
 
 しかし、本人は野手陣の層の厚いチームでレギュラーは保証されてないとし、「まずはレギュラーをしっかり取りにいきたい」と強調。そのためにキャンプでは持ち味を最大限にアピールしたいとし、「一試合一試合、全力でフルスイングする」と決意を口にした。
 
 さらに出塁率と長打率の合計値である「OPS10割超え」を宣言。昨季の山川のOPSは1.081だが、規定打席には達しなかった。OPSは9割を上回ると優秀とされ、昨季はソフトバンクの柳田だけが1.016で「10割超え」だった。
 
 昨季は好調を維持していた終盤でさえ「きょう打たないと明日はないと思っている」と危機感を口にしていた山川。今季はオープン戦からのフル出場に意欲を燃やす。開幕前から大砲のフルスイングに注目だ。



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