中日、松坂大輔の入団決定を発表 森監督「ずっと見たいという気持ちになった」
2018/01/23
中日ドラゴンズは23日、昨季まで福岡ソフトバンクホークスに所属していた松坂大輔投手の入団テストを行い、即日で合格となり同日中に入団が決定したことが発表された。背番号は「99」となる。
平成の怪物と称された松坂は日米通算164勝を積み重ね、2007年から2014年まではメジャーリーグに挑戦。米国でも56勝をマークし、2015年からはソフトバンクに在籍し日本球界へ復帰。しかし、3年間で1登板に留まり、チームやファンの期待に応えられず今オフ限りで退団となっていた。
新天地が決まった松坂は球団を通して以下のようにコメントを残した。
「まずは第1段階が終わって、ほっとしています。今が100%ではないですけど、十分に投げられるというのは伝わったのかなと思っています。周りにどう見られようが、どう言われようが、自分ではまだやりきった悔いのない野球人生だったとは思えないので、そう思えるまでは自分を信じて進んで行きたい。いろんな人に恩返しを、感謝の気持ちを持ってマウンドに上がれたらいいなと思います。たくさんの方にナゴヤドームへ足を運んでもらえるよう、チームを、名古屋を盛り上げて行きたいと思います、よろしくお願いいたします」
また「ずっと見たいという気持ちになった」と話し、獲得にGOサインを出した中日・森繁和監督は「自分がやり尽くしていなければ、やり尽くすまでやってみればいい、松坂世代松坂世代と言って後ろ姿を追っかけてきた選手もいるので、あるものを全部見せて使って、言葉で体で、いろんな後ろ姿で、うちの選手へ教えてやってほしい」コメントを残し、プレーだけでなく若手への指導にも期待した。