日本ハム斎藤佑樹「必死に」…30歳の覚悟。目指すは「うねるような下半身」
2018/01/24
北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手は24日、都内でトレーニングを公開した。
斎藤は、元ソフトバンクの松中信彦氏の紹介で2016年11月からトレーナーのケビン山崎氏のもとでトレーニングを行っている。昨オフは過去に痛めた股関節や肩の痛みの軽減に取り組み、今シーズンに向けては、下半身と体幹の強化で大学1年時のような「下半身からうねるような投球フォーム」をつくることを課題としている。
この日、斎藤は股関節周りの筋肉の使い方を学ぶランニングやインナーマッスルを強化するトレーニングに励んだ。また今オフは、ストロボ機能が搭載されたゴーグルを装着するトレーニングを新たに導入。ストロボの効果で動作一つ一つの集中力が高められるという。
ゴーグルを装着してピッチング練習を公開した斎藤は「(ストロボで)投げていて見えにくい分、慎重になって指先まで意識するようになる。それからゴーグルを外して投げた時、動きが繊細でダイナミックになる」と感覚の変化を語った。
昨季は6試合に登板し、1勝3敗と厳しいシーズンだった。今季は、早大から鳴り物入りでプロ入りし8年目となり、30歳の節目を迎える。「まずは開幕1軍。シーズン通して1勝でも1試合でも多く投げられるように必死に頑張ります」と覚悟を語った。