西武、05年以降最多の観客動員・CS開催が業績押し上げ 親会社が第3Qの決算発表
2018/02/08
埼玉西武ライオンズ
西武ライオンズの親会社・西武ホールディングス(HD)は8日、2018年3月期・第3四半期の連結決算を発表した。営業利益は前年同期比6.1%増の547億円と好調だった。
好調の要因の一つとして、埼玉西武ライオンズの事業が含まれる「その他」部門の増収増益が挙げられる。その他の営業収益は前年同期比6.9%増、営業利益は同36.2%増だった。
2017年シーズンは観客動員数が実数発表となった2005年以降、最多の約167万人を記録したことに加え、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが本拠地・メットライフドームで開催されたことが増収につながった。
西武ホールディングスは昨年11月、球団の「40周年記念事業」を発表。メットライフドームエリアの「ボールパーク化」などについて、ファンの関心が高まり、さらなる観客動員の増加も期待される。