日本ハム・清宮が向かうのは「勝者」か「敗者」か。乗り越えるべき“メディア狂想曲“
北海道日本ハムファイターズにドラフト1位で入団した清宮幸太郎内野手。プロ入り前の注目の高さはいまだ衰えず、米国での1軍キャンプの様子が各メディアで熱心に伝えられている。
2018/02/13
北海道日本ハムファイターズ
メディア狂想曲を乗り越えられるか
2月17日から始まる日本ハムの沖縄・2次キャンプは国内ということもあってメディアやファンの数もアリゾナより確実に増えるはず。順調にいけば、この沖縄でフリー打撃再開、そして21日の韓国サムスン戦(赤間)で打者デビューとなることが濃厚だ。
しかしメディアはこの怪物ルーキーを一歩引いて冷静な目で見る必要性があるだろう。あくまでも結果を出すまでシビアな目を向け続け、ニュートラルな立場で報じていく義務がある。
そして清宮自身もメディアが作り出そうとしている狂騒曲に飲まれることなく、向上心を忘れずにブレないで貫き続けてほしい。
斎藤佑樹のような「敗者」になってしまうのか。あるいはダルビッシュ有投手や大谷翔平投手、中田翔内野手らのような「勝者」になるのか。いずれにせよ、プロで成功するには清宮自身の心構えにすべてがかかっている。