西武・松井稼、42歳現役続行の影にあの“裸芸人”?「30mは完全に負けた」
2018/02/14
Kana Yamagishi
埼玉西武ライオンズの松井稼頭央外野手兼テクニカルコーチは13日、春季キャンプを行う宮崎・南郷町中央公園野球場でベースボールチャンネルの単独インタビューに応えた。
松井稼頭央は、今オフに東北楽天ゴールデンイーグルスを退団して15年ぶりとなる古巣・西武への復帰を果たした。1994年にPL学園からドラフト3位で入団後、NPB史上最高クラスの遊撃手として活躍してMLBに挑戦。2011年からは楽天へ移籍し、今季で25年目を迎える。
15年ぶりの西武でのキャンプについては「当時、南郷は秋季キャンプだったんですよ」と語り、「テレビ番組の企画で(お笑い芸人の)井手らっきょさんと100m走対決したのを覚えてますね!」と振り返った。
結果は松井稼頭央の勝利。しかし、「スタートの30mでらっきょさんが一気に抜け出して、『やばい!』と思って僕も本気になって何とか後半で抜けたんですよ」と苦しんだ末の結果だったことを明かした。
さらに、「当時、らっきょさんが38歳くらいで、僕が22、3歳だったんですけど、30mまでは完全に負けてたんですよ。その時に、しっかりトレーニングを積めば年齢を重ねてもこれくらいできるんだと思ったのは、よく覚えていますね」と感慨深げに語った。
現在、松井稼頭央は42歳。現役野手として球界最年長となるまで息長くプレーを続けている背景には、若き日に見た井手らっきょ氏の姿があるのかもしれない。
インタビュー【球界男前列伝】は後日掲載予定。お楽しみに!