「日本に親愛の気持ち」。日本で活躍した助っ人3人が語る現在【カリビアンシリーズ戦記】
メキシコで開催されたカリビアンシリーズには、日本球界でプレーした多くの選手が参加している。今回、フレデリク・セペダ(元巨人/キューバ)、ラウル・バルデス(元中日/ドミニカ共和国)、オーランド・ロマン(元ヤクルト/プエルトリコ)の3選手に話を聞いた。
2018/02/16
Yasumitsu Takahashi
40歳も「まだまだ若いよ(笑)」
キューバ出身の左腕ラウル・バルデスは、昨シーズンまで3年間中日でプレーした。65試合に登板、17勝24敗,防御率3.49という成績を残した。バルデスはドミニカ共和国代表のアギラス・シバエーニャスの一員として今大会に参戦している。話を聞いたのは彼の母国キューバとの対戦の直前だった。
――ドミニカのユニフォームに袖を通してキューバと対戦するのは複雑なのでは?
「カリビアンシリーズは4度目だけど、キューバとの対戦は初めてなんだ。少し難しい部分があるのは確かだね」
――それにしても40歳で…
「(質問を遮るように)いやいや、まだまだ若いよ(笑)」
――本当にタフですね。今季のプレー先はどこになりそうですか
「多分メキシコになるだろうね。まだまだがんばるよ」
【次ページ】プエルトリコの“レジェンド”