ロッテ、入団テスト合格の3人と正式契約 大隣は背番号「55」で再出発
2018/02/16
千葉ロッテマリーンズは16日、入団テストに合格していた大隣憲司投手、李杜軒内野手、フランシスコ・ペゲロ外野手と契約を締結したことを発表した。背番号は大隣が「55」、李が「67」、ペゲロが「65」を着用する。また、年俸はそれぞれ推定で大隣が1000万円、李が500万円、ペゲロが6万ドル(約634万円)となる。
なお、登録名は李が「リー・トゥーシェン」、ペゲロが「フランシスコ・ペゲーロ」となることも発表された。
ソフトバンクで52勝48敗、防御率3.29を記録した大隣は、2013年に国家指定の難病である黄色靭帯骨化症と診断されながらも復活を果たしたが、その後は故障などに悩まされて成績が振るわず、昨季限りでソフトバンクから戦力外通告を受けていた。
ロッテで再出発を図ることになった大隣は「感謝の一言です。ただこれはスタートライン。これからが本当の勝負です。1勝でも多くして、チームに貢献をして優勝を目指していきたいです」と意気込みを語った。
2016年オフに大隣と同じくソフトバンクから戦力外通告を受けていた、台湾出身の李はパンチ力に魅力があり、今季は2年ぶりにNPB復帰を果たした。李は球団を通して「打撃が持ち味なのでしっかりとアピールしたいです。ここまで支えてくれた色々な人への感謝の想いを胸に頑張ります」と話している。
また、独立・富山からテスト生としてキャンプに参加し、合格を掴み取ったペゲロはメジャーでの出場経験もあり、今季は多くの外国人選手が所属するロッテで1軍の外国人枠を争うことになった。
ペゲロは「このチャンスを生かして打撃でアピールをしたいです。チャンスで打ちたいですね。いつでもどこでも全力プレーを心がけて、マリーンズファンのために頑張ります。大丈夫?大丈夫ヨ!」と球団を通してコメントを残している。