開幕登録選手が公示、各球団の陣容は?
25日、今季のプロ野球開幕登録選手がNPBから公示された。
2015/03/25
パリーグの開幕登録選手の概況
昨年日本一のソフトバンクは、ルーキーの開幕1軍登録はなし。キャッチャーの斐紹が念願の開幕1軍。2カード目の先発が有力な武田と大隣も登録されたが、東浜は登録されていない。岩崎も開幕2軍。体調不良から調整が続いている松坂や寺原、帆足、ウルフ、五十嵐といった大物や新外国人選手のバンデンハークも登録が見送られている。野手では松中、金子圭輔、細川が2軍スタート。若い牧原、高田、塚田が開幕1軍の切符を手に入れた。
オリックスは、2カード目の先発が有力な西、松葉、東明と、復帰の目処が立っていない金子が外れている。ルーキーではドラフト1位の山崎福也、キャンプからアピールしていた7位の西野と8位の小田も1軍スタート。ドラフト3位の高木伴は2軍スタートとなった。オープン戦最終日にタイムリーを放った中日から戦力外を経て移籍した田中大輔が3番手キャッチャーとして登録されている。
日本ハムは、大野と市川が怪我で間に合わないキャッチャー陣の中、高卒2年目のキャッチャー石川遼が初の開幕1軍スタート。高卒2年目で開幕スタメン捕手が実現すれば、球団58年ぶりの快挙になる。またベテランの中嶋兼任バッテリーコーチが4年振りの開幕1軍登録されプレイヤーとしても若いバッテリー陣をバックアップする。投手陣では斎藤佑樹、メンドーサ、木佐貫、吉川、上沢、浦野が登録されず、ドラフト1位の有原ら新人が一人も登録されていない。
千葉ロッテは、ドラフト1位ルーキー中村が開幕1軍入り。育成から登録されたキャッチャーの肘井も1軍スタートだ。また昨年1軍デビューを果たした成長著しい大嶺翔太やファーム日本選手権で先発した黒沢も1軍入り。唐川、藤岡、古谷ら2カード目の先発が有力な投手陣が外れ、また大松、伊志嶺、加藤らも登録されていない。
埼玉西武は、ルーキーの開幕1軍登録はなし。2年目の森友哉が開幕1軍入り。開幕投手を回避した岸や調整中の菊池雄星をはじめ、先発候補の野上、ルブラン、岡本洋そして十亀、新加入の郭らが外れている。野手陣はおかわり二世こと山川がうれしい1軍スタートとなった。ベテランの西口は開幕2軍スタート。
東北楽天は、ドラフト3位の福田と5位の入野が開幕スタート。塩見、美馬、戸村、横山、菊池といった先発陣は開幕登録されていない。DeNAを戦力外され移籍した藤江や新加入の外国人投手は一人も開幕1軍が叶わなかった。辛島、永井、森雄大、斎藤隆も2軍スタート。