巨人ファンが語る「開幕1軍メンバー27名の傾向と対策」とは?
3月27日、いよいよペナントレースが開幕。「新成」ジャイアンツは4連覇に向かっての船出となる。
2015/03/26
新人投手2人が開幕1軍入り
3月25日、開幕登録選手が公示された。
投手:菅野智之、A.ポレダ、高木勇人、高木京介、戸根千明 、笠原将生、土田瑞起、西村健太朗、山口鉄也、澤村拓一
開幕投手は2年連続2度目の菅野智之で決定。
DeNA3連戦の先発ローテーションは2戦目ポレダ、3戦目高木勇の順番が濃厚だ。
注目はドラフト2位戸根とドラフト3位高木。巨人で新人投手2人が開幕1軍入りしたのは12年ぶりの快挙。
左の中継ぎとして期待される戸根はオープン戦では8回1/3を投げ、わずか自責点1の防御率1.08を記録。
高木勇人もソフトバンクの松坂大輔と投げ合った先発テストで5回2失点と1発合格し、見事開幕ローテーション入りを決めた。
開幕メンバーの投手陣で30代の選手は31歳の山口鉄也ただひとり。
平均年齢26歳の若さである。
ブルペン陣では高木京介が青木に競り勝ち、笠原・土田の成長が久保・香月の経験を上回った。
次カードの中日戦での先発が予想される杉内や大竹、左前腕部の炎症で離脱中の内海ら30代の奮起にも期待したい。
なお開幕2軍スタートとなったマシソンの代役として、キャンプから先発調整を続けてきた西村健太朗が急遽中継ぎ再転向。
今シーズン序盤の勝ちパターンはスコット鉄太朗ではなく、西村・山口・澤村の「西村鉄一」の新方程式で臨む。
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