東北楽天ゴールデンイーグルス、2015補強診断。日替わり布陣で問われる大久保新監督の手腕。一新した外国人の働きもカギを握る
ベースボールチャンネルでは、2015年プロ野球開幕に向けて、各球団の補強動向を診断していく。日本一という目標に向かって、効果的な補強を行うことができた球団は?最終回は大久保博元新監督率いる東北楽天ゴールデンイーグルスだ。
2015/03/26
松井裕樹が抑えに。助っ人は7人体制
前年の日本一から一転、昨年は最下位まで転がり落ちた。エース田中将大の埋められない穴。そして打の主軸マギーの退団も大きく響いた。大久保博元新監督の元、外国人を一新。昨年は9人が在籍したが、残留したのはクルーズ1人だけ。ペーニャ(オリックス)、サンチェス、ウィーラー、ミコライオ(広島)に加え、レイ、サウザーを2年ぶりに復帰させた。ところが、守護神候補だったそのミコライオが椎間板ヘルニアで全治3カ月と診断され開幕絶望に。代役には2年目左腕の松井裕樹を急きょ抜てき。オープン戦では8試合で3セーブ、防御率0.00、16奪三振と高い適性をいきなり示した。
【2015年シーズン 戦力入れ替え】
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