オリックス4年連続開幕敗戦!今季は『オリックスあるある』からの脱却を!【どら増田のオリ熱コラム #22】
いよいよ2015年シーズンの幕が開けた。開幕戦初戦はオリックスは西武に0-1で敗れた。
2015/03/28
『オリックスあるある』の払拭を
金子千尋に変わって開幕投手を務めたディクソンは、7回を投げて、114球で被安打5の6奪三振、1失点と、しっかり開幕に向けて「準備」をしてきたということが伝わるような安心して見ていられる投球内容だった、
苦手な夏場さえ乗り切れば、今季のディクソンはかなり期待できるのではないだろうか。
試合後の森脇監督は「負けてしまったが、我々”らしい”ゲーム運びをすることはできたと思う」とコメントをしている。それは先発を務めたディクソンであり、リリーフした佐藤達也といった投手陣に当てはまることで、ファンに「打てる気がしない」と思わせた打撃陣の”らしさ”はこれに当てはめてはならない。
もちろん、まだ開幕して1試合。中島は打席を重ねるごとに牧田の球に食らいついていく姿勢を見せ、6回の2塁打につなげた。糸井も走塁面で常に怪我を抱えている足への不安を感じる場面があったものの、打撃に関しては昨年同様心配がなさそうだ。開幕スタメンを掴んだ駿太や昨年なかなか初ヒットが出なかった伊藤にもヒットが出た。
ブランコや小谷野には他球団で輝かしい活躍を見せていた選手がオリックスに来た途端に活躍できなくなるという『オリックスあるある』を払拭してもらいたい。優勝から離れているチームなだけに長年悔しい思いをし続けて来たファンの見る目は厳しい。このファンが感じているマイナス面の「オリらしさ」から脱却することは優勝するにおいて必要不可欠なのは確かであろう。
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シーズン終盤にはオリファンが「打てる気がしない」と口にするのではなく、相手から「抑えられる気がしない」と言わせるようチームを目指して1年間の闘いを制してほしい。