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埼玉西武ライオンズ・牧田が自身初の開幕投手で7回5安打無失点の快投!

3月27日(金)、2015年プロ野球が開幕。ライオンズのエース岸が左脇腹炎症で開幕戦登板回避の緊急事態も、牧田がその代役をきっちりと果たした。

2015/03/28

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継投で示す今年の勝利の方程式

 貴重な先制点をもらった牧田は、7回117球5安打無失点の快投で中継ぎに勝利を託す。8回に登板した増田は先頭の平野を四球で出塁させるも続く糸井、中島を連続三振に斬ってとり、ブランコをレフトフライに抑え込む。9回は高橋が三者凡退に抑え、手に汗握る開幕戦を制した。
 
 先発牧田と若き中継ぎ陣の継投で、オフに大型補強に踏み込んだオリックスの強力打線を抑え込んだ。昨シーズン途中からできつつある勝利の方程式が今年確立すれば今後も接戦を勝ち取るチャンスが増えるだろう。
 
 開幕1週間前に牧田に巡ってきた初めての開幕投手。その独特の雰囲気にブルペンでは緊張していたと話す牧田だが、結果、岸の代役とは言わせない快投を見せた。2011年のルーキーイヤーに新人王、2012年は2桁勝利を挙げ、1年目から先発ローテーションの一角としてチームに貢献。さらに2013のWBCや開幕前に行われた日欧野球で侍ジャパンに選出されるなど、着実に大舞台を経験してきた。そしてこの日、開幕投手という大役を経験したことがさらなる自信になるはずだ。数々の経験で自信をつけた牧田が、昨シーズン5位に低迷したチームを7年ぶりのリーグ優勝へ導く大きな力となる。
 
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