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過去3年、開幕15試合で貯金なし DeNAベイスターズ、2015年は開幕スタートダッシュなるか?

2012年に横浜DeNAベイスターズとなって以来、開幕15試合で貯金がない。昨年も結局、開幕直後の借金が順位に大きく影響しただけに、できれば開幕スタートダッシュといきたいところだ。

2015/03/28

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開幕ダッシュとなるか?

2015年(オープン戦2位)
開幕オーダー
1 二 石川  打率.143
2 中 桑原  打率.220
3 右 梶谷  打率.375
4 左 筒香  打率.273
5 一 ロペス  打率.390
6 三 バルディリス  打率.375
7 遊 倉本  打率.250
8 捕 黒羽根  打率.212
 
開幕ローテーション予想
久保  防御率0.00
山口  防御率3.86
高崎  防御率6.00
井納  防御率0.00
モスコーソ  防御率0.00
三嶋  防御率1.71
※選手名右の成績はその年のオープン戦のもの。
 
 中畑監督が今年は先発ローテーションに自信を持っているというコメントの通り、前年活躍した久保・山口・井納・モスコーソらがオープン戦では順調な仕上がりを見せている。過去年度を振り返ると、開幕の時点で先発投手として期待をかける何名かは、新外国人選手やルーキーなど、言わば未知数の新戦力を組み込んでおり、苦しさが見受けられる。
 もちろん今年についても、前年苦しいシーズンを過ごした三嶋やクローザーにルーキーの山﨑康晃を指名するなど、現時点で計算していいものか悩ましい投手がいるものの、ファームにはベテランの三浦大輔や高橋尚成、岡島秀樹などが控えており、層は確実に厚くなった。
 打線についても、成長著しい筒香や梶谷など年齢的に伸び盛りの選手が中軸を務め、彼らに対する期待感も高い。
 
 今年のベイスターズは、チーム全体の力量が以前に比べて整いつつある中にも、伸びが期待できるチームになってきており、とても応援しがいのあるチームになってきたと言えるだろう。
 
 こうやって振り返ってみると、中畑監督就任以降、実は開幕ダッシュというものに成功した年がない。
 そして迎えた今年は、開幕戦こそ敗れてしまったものの、主砲筒香に一発が飛び出し、リリーフ陣も田中、国吉、エレラが無失点。
 二戦目は山口が8回2失点に巨人打線を封じ込めると、梶谷・筒香が揃って4安打ずつを放ち、新守護神のルーキー山﨑康晃も点差は開いていたものの三者凡退で締め括る無難なデビューを飾った。
 1勝1敗という結果以上に良い内容で開幕をスタートできたのではないだろうか?
 
 果たして、今年こそベイスターズの開幕ダッシュはなるのだろうか?
 開幕ダッシュを何としても成功させ、勢いに乗ってペナントレースをリードしたいところだ。
 
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