西武が開幕5連勝、ソフトバンクに競り勝つ 森友哉が攻守で活躍
2018/04/04
埼玉西武ライオンズは4日、本拠地で福岡ソフトバンクホークスと対戦し、2-1で競り勝った。開幕からの連勝を5に伸ばした。
西武は、公式戦初登板のカスティーヨ投手が5回までパーフェクトピッチ。7回表に四球、中村の適時打などで1点を失ったが、ソフトバンク打線を4安打に抑えた。
女房役の森友哉捕手は、カスティーヨの持ち味である直球を軸に「思い切ったリード」を意識したという。効果的にスライダーを織り交ぜた攻めの姿勢が奏功した。「しっかり守り切ることができて、チームが勝ててうれしい」と振り返った。
森はバットでもチームを引っ張った。初回に先制適時打を放ち、4回裏には高めの直球を右翼スタンドに運び、貴重な追加点を挙げた。
辻発彦監督は「友哉の先取点が大きかった。よく引っ張ってくれた」と労い、「この経験が彼を大きくしてくれる」と期待を込めた。森は、自らが目指す「打てる捕手」への階段を着実に上っている。