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衣笠祥雄氏を追悼 広島が28日に本拠地で黙とう、喪章を着用

2018/04/25

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 広島東洋カープは25日、2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた球団OBの衣笠祥雄氏が23日に亡くなったことを受け、28日の本拠地マツダスタジアムでの阪神タイガース戦前に黙とうを行うと発表した。
 
 また、28~30日の阪神3連戦では、広島の監督、コーチ、選手、スタッフが喪章を着用して試合に臨む。
 
 衣笠氏は京都府出身、平安高(現龍谷大平安高)から1965年に広島カープに入団した。捕手から内野手に転向し、68年から一塁手としてレギュラーに定着した。70~80年にルー・ゲーリッグ(ヤンキース)の連続試合出場の世界記録2130を更新し、88年の引退まで2215試合連続出場した。
 
 74年までの背番号は「28」だったことから、漫画『鉄人28号』にちなみ「鉄人」の愛称で親しまれた。70年後半から80年代は赤ヘル打線の主砲として活躍、広島黄金時代を築き上げた。プロ野球通算成績は2677試合に出場し、2543安打、504本塁打、1448打点、打率.270。87年に国民栄誉賞を受け、88年の引退後は解説者として活動。96年に野球殿堂入りを果たした。
 
 衣笠氏は23日、上行結腸がんのため東京都内で死去した。71歳だった。



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