福田永将、9年目初スタメンで猛打賞 開花した“ロマン砲”がつくるドラゴンズの未来
開幕カード3連敗を喫した中日ドラゴンズ。森野が骨折で離脱した中、チームの危機をこの男が救った。
2015/04/01
未来のドラゴンズの希望
これで今シーズンは通算6打数4安打、ホームラン2本に2塁打1本、打率.667、OPSはなんと2.500にのぼる。まるで巨人の呂明賜やヤクルトのボブ・ホーナーが登場したときのような鮮烈な活躍ぶりだ。
まだまだ打席数はものすごく少ないが、ドラゴンズに待望の和製大砲が登場した。福田の打席は、ゼニが取れる打席だ。ああ、筒香を見るDeNAファンや山田を見るヤクルトファンはこんなにワクワクしていたんだね……。ズルい……。
ベンチに帰ってきた福田を真っ先に出迎えていた俊足・亀澤恭平の活躍にも期待できる。
高橋周平もオープン戦の大不振から脱して、本番での強さを見せている。
福田、周平、亀澤ら若手野手の活躍は、ドラゴンズの未来の希望そのものだ。
平田良介、福田、周平という待望の21世紀型クリーンナップも近い将来見られるだろう。
「気合だけは負けないように」と福田は初めてのヒーローインタビューで繰り返した。
そう、相手に勝つという気合あふれるプレーをファンは見たい。
もう最下位候補なんてまっぴらだ。
若手の力とベテランの力（8回の荒木雅博の守備！）の融合で、勝利をもぎとっていこう。
今日も“ロマン砲”福田の活躍に期待したい。
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