元ロッテのナバーロ、母国ドミニカで銃器不法所持により逮捕
2018/05/22
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2016年に千葉ロッテマリーンズでプレーしたヤマイコ・ナバーロ選手が、母国のドミニカ共和国で銃器の不法所持で逮捕されていたことが明らかになった。同国紙『リスティン・ディアリオ』など21日(日本時間22日)が報じている。
現地報道によれば、ナバーロが逮捕されたのは20日(同21日)夜。地元サン・ペドロ・デ・マコリス市内で、彼の所有するミニバンから製造番号が消された銃が見つかった。ナバーロは沈黙を守っているようだが、彼の弁護士はナバーロを陥れようとする何者かが彼の車の中に拳銃を置いたと主張しているという。
ナバーロは、2016年2月のオープン戦期間中、那覇空港での手荷物検査の際、銃弾を所持していたことで逮捕された前歴がある。不起訴となったものの、球団からは3月中のすべての試合および、開幕から4週間の出場停止、そして罰金50万円というペナルティを科された。
日本での1シーズンを経て、2017年シーズンはドミニカのウインターリーグでプレーしたのみで、今現在所属チームはなかったということだ。ウインターリーグでは、同国の人気チームであるリセイの主軸としてプレーしていることもあり、地元での知名度や人気は高い。
事件の真相はいまだ明らかになってないが、このような形でナバーロの近況を知るのは日本のファンにとっても非常にさびしい限りである。今はナバーロの口から何が語られるのか見守るしかない。