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「タイムリー欠乏症」 波に乗れないホークス打線、待ち望まれる李大浩の復調

南海ホークス時代以来、28年ぶりの不名誉な事態が起こってしまった。4月5日から3試合連続無得点。昨シーズンの成績から考えるとどうしたものかと不思議に思うが、これが野球なのかもしれない。タイムリーの出ない打線は何をきっかけに奮起するのだろうか。

2015/04/11

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ベースボールチャンネル編集部



李大浩を筆頭に復調が渇望される強力打線

 さて、この状況を打破してくれるのは一体誰だろうか。

 打線のつながりから言うと、5番・李大浩の打率.132が上昇することがまず望まれる。日本に来て、打率が1割台まで落ちたのは初めて。休日返上で打撃練習に取り組む助っ人の復調はチームにとって欠かせない。
 それから、指名打者での出場が続いている長谷川勇也の三振の多さも気になるところ。昨シーズン負傷した右足首の手術の影響からか、打率.250とはいえ、納得のいく内容ではない。首位打者を獲得した2013年の三振率.191に対し、現在は.343と高くなっている。見逃すべき球、カットできるはずの球に対応できていないようだ。

 頼れる新キャプテン&4番の内川聖一、お祭り男の選手会長・松田宣浩など、打てばチームが波に乗る選手はもちろんのこと、李大浩や長谷川など打つべく選手が打たなければ勝ちには繋がらない。本塁打が大量に出るのならばいいが、打線には繋がりも必要だ。

 もちろん、まだ対戦カードは一回りしていない。開幕して1ヶ月も経たない4月、開幕ダッシュに成功!という明るいニュースはなかったが、新監督の選手起用や采配は新鮮で面白い。と思いながら見ることにしよう。

 ちなみに、今日4月11日は鶴岡慎也の34回目の誕生日。そして、試合は地元・鹿児島での開催。舞台は整った。これはもう、ヒーローになるしかない!

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