チケットはプレミア化。『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』が横浜の街とチームとファンをつなぐ
ベイスターズファンにとって夏の風物詩としてすっかり定着した『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』。この一大イベントは今や横浜スタジアム内だけにとどまらず、横浜さらには神奈川県全体へ広まってきている。今年の開催を前に『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』のこれからを聞いた。
2018/07/30
元々は集客目的にスタートしたが……
真夏の夜の夢――『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2018』が7月31日~8月2日の巨人3連戦で開催される。2012年の横浜DeNAベイスターズ創設以来、毎年行われている夏の風物詩であり、ファンの間ではお馴染みのイベントになった。振り返ってみれば、この『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』がスタートした当初は、ある意味、集客が主な目的であり、DeNAという球団のスタンス、あるいは“こんなエンターテインメントができるんだ”といったお披露目の場所だったが、今となってはすっかり定着し、チケット獲得困難なファン垂涎の3連戦となっている。
球団創設7年目、改めてこの『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』の意義について、経営企画本部広報部の教蓮梓さんに尋ねてみた。
「球団では年間を通し、あらゆるイベントを行っていますが、じつは『YOKOHAMA』と冠を打ったイベントは、5月に行われた『YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL』と、この『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』しかありません。私たちとしては、この『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』を、夏にみなとみらい地区で行われる花火大会のような、横浜という街を語る上で欠かすことのできない一大イベントにしたいという思いがあります」
横浜という街全体で『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』を盛り上げたい。『横浜スポーツタウン構想』という事業に取り組んでいるDeNAは、より幅の広いコミュニケーションを横浜の人々と執ろうと試みている。その意味において『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』は、横浜でベイスターズというチームをより身近なものにし、プレセンスを高める上で非常に重要なイベントだと言えるだろう。