プロ初ヒットが初ホームラン 過去に輝かしいデビューを果たした選手は?
プロ野球人生の中で記憶に残るであろう初ヒット初ホームラン。昨日のソフトバンクの塚田正義をはじめ、ここ数年では、どんな選手が同様の記録を達成したのだろうか。また過去には、プロ初打席初ホームランという離れ業をやってのけた選手もいる。いくつかの事例を紹介したい。
2015/04/15
プロ初ヒット初ホームランを放った選手たち
ソフトバンクの塚田正義が14日のオリックス戦で9回に代打で登場し、プロ初ヒット初ホームラン。3-2の1点差の場面で貴重な追加点で工藤監督も賞賛した。
プロ4年目となる塚田は一軍試合出場は2014年4試合で.000。今シーズンは5試合に出場しながらも代走や守備固めの起用で、この打席が今シーズン初打席でもあった。
ソフトバンクの外野手は、内川、柳田、長谷川、中村と打線の要になる選手が勢揃いしている。厳しいポジション争いは必須だが、このホームランをきっかけに4年目のブレイクを期待したい。
他にも、ロッテの大嶺翔太は2014年8月7日楽天戦のプロ4打席目にして、初ヒット初ホームランを達成。兄の祐太に続いて入団したことで注目を集めていたが、5年目のこの年まで一軍出場はなかった。今シーズンは開幕一軍をつかんだもののまだシーズン初ヒットは出ていない。兄と共に投打の要になることが期待されている。
おかわり君ことライオンズの中村に引けをとらない打力と体格を誇る山川穂高もルーキーイヤーの2014年9月15日楽天戦で初ヒット初ホームランを放った。一軍昇格後、15打数無安打6三振と苦しんでいただけあって、待望の一発となった。今シーズンは、浅村・中村・メヒアとクリーンアップが固定されている打線に何とか入り込みたいところだ。