元中日のナニータが母国ドミニカ共和国で重傷 試合中にフェンスに激突し右腕の数カ所骨折
2018/08/27
Getty Images
ドミニカ共和国から心配なニュースが届いた。2015年から2シーズンに渡り中日ドラゴンズでプレーしたリカルド・ナニータ外野手が26日(日本時間27日)、母国ドミニカ共和国での試合中に大ケガを負ったということだ。
グランヘロス・デ・モカの一員として、ドミニカ・シバオ地域のサマーリーグのファイナルシリーズに出場していたナニータは、外野フライを追う際にフェンスに激突し、右腕を複数カ所骨折した。
グラウンドに救急車が到着し、ナニータはそのまま首都サントドミンゴへと搬送された。現地ジャーナリスト、ジュニオール・フェルナンデス氏のツイートによると、ナニータは月曜日に同地で手術を行うということだ。また、ドミニカ共和国野球連盟(FEDOBE)も救急車へと移されるナニータの痛々しい姿をツイッター上にアップしている。
2013年に開催された第3回ワールドベースボール・クラシックの優勝メンバーでもあるナニータは、2015、2016の2シーズン中日でプレー。シュアな打撃と陽気な人柄で人気を集めた。今季はメキシコのゲレーロス・デ・オアハカで4試合プレーしたのみで、10月に開幕するドミニカのウインターリーグでは、アギラス・シバエーニャスでプレーする予定であった。ナニータは現在37歳。年齢的にも、彼のキャリアを大きく左右するケガであろう。一刻も早い回復を多くのファンが願っている。
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