「ライブビューイングで野球を」横浜DeNAベイスターズが提案する、新しい観戦スタイル
現在、横浜スタジアムで開催されるホームゲームのチケットが手に入りにくくなっている。収容人数に限りがある中、ファンに対してどのような楽しさを提供することができるのか。その具体的な対策の一つが、ライブビューイングだ。
2018/09/10
横浜DeNAベイスターズ
今年は有料で開催
広島で戦うDeNAの選手たちへ横浜スタジアムから熱い声援を送る――。
横浜DeNAベイスターズは、9月11日(火)~13日(木)、対広島東洋カープとのビジターゲーム3連戦を対象に『ビジターゲーム BAYライブビューイング in 横浜スタジアム』を初開催する。
大型スクリーンでチームを応援する『BAYライブビューイング』は、これまで横浜髙島屋やそごう横浜店のビアガーデン、ホテル横浜ガーデンで夏の一大イベント『YOKOHAMA STAR☆NIGHT』を対象に行ってきたが、今回は初めてハマスタを会場とし、しかもビジターゲームをセンターカラービジョンで放映する。
ハマスタにおけるビジターゲームの応援と言えば、昨シーズンのクライマックスシリーズと日本シリーズを思い出すが、毎試合多くの観客を集め、DeNAが日本シリーズ進出を決めた大一番では入場規制も敷かれ、23,910人の観衆で盛り上がった。
ただ、昨シーズンと異なるのは、今回催される『BAYライブビューイング』は入場無料ではなく、有料だということ。とはいえ料金は全席指定で一席500円(税込み)、複数人で楽しめるBOXシート1,000円(税込み)と手ごろな値段設定になっている。グラウンドや外野席、一部のシートは解放しないが、多くのファンが集まることができる。
当日はハマスタ内の飲食店、オフィシャルショップがすべてオープンし、試合前やイニング間ではDB.スターマンやオフィシャルパフォーマンスチームdiana、スタジアムDJらが登場し雰囲気を盛り上げる。さらに勝利の際には花火と音の演出による『Victory Celebration』も実施される。つまりホームゲーム開催時とすべて同じ状況が楽しめるというわけだ。