「ライブビューイングで野球を」横浜DeNAベイスターズが提案する、新しい観戦スタイル
現在、横浜スタジアムで開催されるホームゲームのチケットが手に入りにくくなっている。収容人数に限りがある中、ファンに対してどのような楽しさを提供することができるのか。その具体的な対策の一つが、ライブビューイングだ。
2018/09/10
横浜DeNAベイスターズ
ライブビューイングに力を入れる理由
このイベントを実施する球団の狙いは、新たな観戦スタイルで野球を楽しんでもらうことと、スポーツの力で街に賑わいを創出する『横浜スポーツタウン構想』を推進することだ。
年間365日の中でホームゲームがあるのは約70試合。現在、夏場にかぎってはホーム(ゲーム)・ビジター(ゲーム)問わず、球場外で『ハマスタBAYビアガーデン』を開催し大型スクリーンで試合を流しているが、基本的にゲームのない日は人の出はそう多くない。
そこで『BAYライブビューイング』を実施することで、より多くのファンに野球観戦を楽しんでもらい、またホームゲーム時以外にも多くの人が横浜を訪れる機会を設け、街を盛り上げたいといったビジョンを持っている。
現在、DeNA主催のゲームはチケット入手が非常に困難になっている。しかしこの『BAYライブビューイング』を活用すれば、今や日本屈指のポールパークとなったハマスタを心ゆくまで楽しむことができるだろう。
時期的にも3年連続Aクラスを目指すチームとして大事なタイミング。ハマスタで飲食やイベントを楽しみつつ、多くのファンと一体となり応援することで選手たちの背中を押すのもいいだろう。