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混戦のパ、西武が講じる首位死守への一手は? 鍵はエース・菊池雄星の登板日、ローテ変更はあるか

 パ・リーグのペナントレースは5日終了時点で、上位3チームがゲーム差5の中にひしめく混戦模様。シーズンも佳境に入り、首位争いもし烈になってきた。追い上げられる首位・埼玉西武ライオンズの鍵を握るのは、エース・菊池雄星投手の先発のタイミングだろう。

2018/09/07

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追われる西武、ローテ変更で勝負に出るのか

 しかし、いま事情は異なる。
 
 パ・リーグのペナント、クライマックス・シリーズ(CS)が西武、ソフトバンク、日本ハムの3チームで争われることはほぼ間違いない。
 
 そうした中で、各チームが少しずつペナント制覇へ向け動き始めている。今後、エースの中5日登板なども視野に入ってくるだろう。当然、下から上を目指す戦いはやりやすい一面があるのは事実だ。捨て身になった方が策は講じやすい。
 
 「追われる立場のしんどさは常につきまとう」と西武・辻発彦監督が語っていたこともあった。首位然として受けて立つだけでは後手に回ってしまうこともありうる。
 
 この原稿を書いている時点で、来週末の菊池の先発日は流動的とのことだ。
 
 1日ずらしてソフトバンク戦に当てるのか、過去の実績を重視し、苦手を少しでも避けてローテーションを守るのか。
 
 西武はどう一手を打つのか――。各チームの戦略に注目が集まる。

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