西武、中盤からの集中打でロッテに逆転勝ち 16安打10得点、辻監督「いい形で点とれた」
2018/09/07
パ・リーグ首位の埼玉西武ライオンズは7日、本拠地メットライフドームで千葉ロッテマリーンズに10―4で勝利。中盤以降の集中打で16安打10得点を挙げ、3連戦初戦を飾った。
8月19日以来のメットライフドームでの一戦。西武は5回までロッテ先発・二木に4安打に抑えられていたが、6回から打線がつながり、“山賊打線”の底力を見せた。
西武は1-4の6回裏、1死三塁から山川の適時打で1点を返す。中村が中前打、森がロッテ2番手・唐川から四球を選び、満塁のチャンスを迎えた。2死満塁の場面、メヒアが代打出場。6球目をセンター前に運ぶ2点適時打で同点に追いついた。
7回2死二塁から3番・浅村がレフトへの適時打を放って勝ち越しに成功した。さらに8回は打者一巡の猛攻、一挙5得点で試合を決めた。
投げては先発・菊池が7回6安打6奪三振4失点。8回は野田と平井、9回は増田が無失点に抑えた。
辻発彦監督は「久々に集中打が出た。いい形で点を取れた」と振り返り、「ファンの声援とやり慣れた球場で調子落としてる選手もグランドを駆け回って点とったのはうれしい」と目じりを下げた。
この日は2位・福岡ソフトバンクホークスが敗れたため、ゲーム差は5に広がった。