パは、大谷翔平(日本ハム)、セは橋本到(巨人) 【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第3週(4/13-4/19)】
日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。原則として月曜日に発表する。2カード6試合ごとで今回は、4月13日から19日までの集計とする。
2015/04/20
パリーグ最下位のオリックスに復調の兆し
4月13日から19日までのNPB週間MVP。まずはチーム成績から見てみる。
パリーグは、ソフトバンクが好調だ。また前週まで開幕以来わずか2勝だったオリックスが今週だけで3勝を挙げた。一方、この2球団以外は貯金ができなかった。
セリーグは、ヤクルトが4連勝、巨人も好調。前週好調だったDeNAが5連敗を喫した。
西武の森が2試合で3本塁打
次に打撃成績のランキングだ。
安打、長打、三振、四死球、盗塁、犠打犠飛などの要素を加味したオフェンスの総合指標であるRC(Run Create)順。赤字はリーグ最高。RC10傑と各部門の最高記録を持った選手。RCは1試合1を超えればトップクラスと言える。
パリーグから見てみよう。
西武の森友哉が3本塁打と大当たりで、8打点も2位の成績だ。同じく西武の秋山は13安打、打率も1位で開幕からの好調を維持している。打点はロッテのクルーズ、盗塁はオリックスの安達が1位になった。
楽天のベテラン、後藤の活躍も目立つ。
一軍昇格で結果を残した巨人の橋本
続いてセリーグを見てみよう。
昇格していきなり3番を打った巨人の橋本が安打、打率、RCで1位の活躍を見せた。中日の新鋭福田も好調を維持した。
チームは負け越しているが、阪神勢が好調だ。ゴメスが打点王の本領発揮の6打点。上本は最多タイの8安打で盗塁も1位。福留も好調だった。
野手のMVPは、パが西武の森、セは、巨人の橋本としたい。