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オリ主将・糸井、イチローの応援歌で本来の打撃を取り戻すか?【どら増田のオリ熱コラム#29】

オリックスは週末の埼玉西武戦に連勝した。特にキャプテンの糸井が復調傾向にあるのが収穫だ。

2015/04/20

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ベースボールチャンネル編集部



糸井が復調すれば、打線は機能する

 開幕から絶不調で7日のロッテ戦では打率が.132、出塁率.209という目を疑うような数字まで落ちた糸井。しかし翌8日から少しずつ調子を上げており、8日からの10試合の成績は39打数14安打、打率.359、本塁打1、打点7、通算成績も打率.247、出塁率.322まで上げてきている。

「がんばろうKOBE」の2試合では7打数3安打3打点の活躍で、2試合ともしっかり打点をあげるなどイチローの応援歌に恥じない成績を収めたと言ってもいい。

 盗塁の数が1とまだまだ少ないものの、15日のソフトバンク戦からは3試合連続で糸井らしい長打(二塁打)を放っている。
 また今回の「がんばろうKOBE」では白い歯が光る”塁上の糸井スマイル”が度々見られており、糸井自身も手応えを感じているのは確かだ。

 4番のカラバイヨが好調なだけに、糸井が機能すれば打線はつながる。この3連勝は糸井とカラバイヨという主軸がしっかりと数字を残した。そして東明、ディクソンら先発陣が快投、海田やマエストリといった中継ぎ陣も粘りの投球を見せた。
 投打がようやく噛み合った結果なのは言うまでもない。

 糸井が本来の姿を取り戻したように見えたブルーウェーブ復刻試合。明日からのロッテ戦は、その真価が問われることになる。

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