西武、10年ぶりのリーグ優勝へM11点灯 最短Vは24日
2018/09/18
埼玉西武ライオンズは17日、福岡ソフトバンクホークスとの3連戦に3連勝し、優勝へのマジックナンバーを「11」とした。
パ・リーグ首位の西武と2位・ソフトバンクの3連戦前のゲーム差は3.5。西武は今季、ソフトバンクに8勝10敗とリーグ唯一負け越していた。しかし、この3連勝で勝ち越し、さらにゲーム差を6.5に広げてマジックが点灯した。
今季、2008年以来となる10年ぶりのリーグ優勝、日本一を目指す西武。開幕8連勝で一気に波に乗り、強力“山賊”打線を武器にここまで一度も首位を譲っていない。シーズン終盤に入っても勢いは衰えず、奪った得点718は両リーグトップで、2位ソフトバンクより100点以上上回っている。
若手の台頭が目覚ましい西武だが、今季の躍進はベテランの力も大きい。10年前の優勝を経験している栗山巧外野手と中村剛也内野手。中村は8月月間MVPを獲得、栗山は17日のソフトバンク戦で先制満塁弾を放つなど勝負強さを発揮し、チームを支えている。
若手とベテランの力がかみ合い、悲願の優勝にぐっと近づいた西武。最短で優勝が決定するのは24日となる。
地元紙が号外
西武のマジック点灯を受け、地元・埼玉新聞は17日、所沢駅(所沢市)、大宮駅(さいたま市)、池袋駅(東京都豊島区)、西武新宿駅(東京都新宿区)で号外(写真、埼玉西武ライオンズ提供)を配布した。