オリックス・小谷野が引退を発表 10年打点王もけがに泣いた現役生活
2018/09/27
オリックス・バファローズは27日、小谷野栄一内野手が今季限りで現役を引退すると発表した。
小谷野は創価高、創価大を経て2002年にドラフト5位で日本ハムファイターズ(現北海道日本ハムファイターズ)に入団。勝負強い打撃が持ち味で、2010年には打点王に輝いた。14年にクロスプレーでのけがで離脱すると、若手の台頭により復帰後も出場機会が減少。出番を求めて同年オフにフリーエージェント(FA)権を行使し、オリックスに移籍した。
オリックスでも故障に苦しみ2軍暮らしが続いたが、昨季は4年ぶりに規定打席に到達するなど130試合に出場。リーグ9位の打率.277をマークした。だが、今季もけがに悩まされ、打率.210と低迷していた。プロ通算成績は1393試合に出場し、打率.264、1260安打71本塁打566打点となっている。