巨人・寺内、戦力外から現役引退へ 今季は1軍出場なし
2018/10/12
読売ジャイアンツは12日、球団から戦力外通告を受けていた寺内崇幸内野手が現役引退を表明したと発表した。
寺内は栃木工高からJR東日本を経て、2006年ドラフト6位で入団。内野の複数ポジションをこなすユーティリティとして1軍に定着し、堅い守備が持ち味だった。13年には自身最多の114試合に出場し、クライマックスシリーズでは広島東洋カープの前田健太投手(現ドジャース)から本塁打を放った。さらに東北楽天ゴールデンイーグルスとの日本シリーズでは、田中将大投手(現ヤンキース)から本塁打を放って勝負強さを見せた。
昨季は4年ぶりの本塁打をマークするなど、意外性のある打撃と堅実な守備でチームに貢献。プロ12年目の今季は1軍出場なし。通算670試合に出場し、打率.218、178安打、5本塁打、39打点、40盗塁だった。