山田哲人がトリプルスリー、内川・福浦の2000本、“鉄腕”岩瀬の新記録…NPBで今季達成の偉業
プロ野球は13日、2018年レギュラーシーズンが終わった。セ・リーグでは史上初めてクライマックスシリーズ(CS)期間中に公式が開催される異例の日程となった今季。シーズンを通してさまざまな記録が生まれた。新たに球史に名を刻んだ偉業を振り返る。
2018/10/15
投手
中日ドラゴンズの岩瀬仁紀投手はプロ野球史上初の1000登板をマークし、現役引退の花道を飾った。
東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹投手は22歳10カ月で100セーブを達成。2012年に山口俊投手(読売ジャイアンツ)が横浜DeNAベイスターズ時代に記録した25歳1カ月を大幅に更新する最年少記録となった。
その山口は7月27日の中日ドラゴンズ戦で、2014年の岸孝之投手以来となる無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を記録した。
今季達成された主な記録は以下のとおり。
【1000登板】
岩瀬仁紀(中日) プロ野球初
【700登板】
藤川球児(阪神) 16人目
【600試合登板】
宮西尚生(日本ハム) 40人目
【100勝】
能見篤史(阪神) 135人目
中田賢一(ソフトバンク) 136人目
【100セーブ】
山﨑康晃(DeNA) 29人目
中﨑翔太(広島) 30人目
松井裕樹(楽天) 31人目
【全12球団セーブ】
増井浩俊(オリックス) 4人目
【通算274ホールド】【通算325ホールドポイント(ホールド+救援勝利)】
宮西尚生(日本ハム) プロ野球新記録
【1500奪三振】
金子千尋(オリックス) 53人目
岸孝之(楽天) 54人目
石川雅規(ヤクルト) 55人目
【無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)】
山口俊(巨人) 7月27日中日ドラゴンズ戦 79人、90度目