ドラフト目前、今年の大卒は“巨人・岡本世代” 96年生まれ高卒プロの4年間は?
2018/10/18
セ・リーグ
<広島東洋カープ>
塹江敦哉投手(3位・高松北)
藤井皓哉投手(4位・おかやま山陽)
桒原樹内野手(5位・常葉菊川)
多田大輔捕手(7位・鳴門渦潮)※2017年戦力外
木村聡司内野手(育2・常葉学園橘)
広島が2014年ドラフトで指名した高卒ルーキーは5人。塹江は今季侍ジャパンU-23代表メンバーに選出された。4位の藤井は今季1軍で8試合に登板し、プロ初勝利を挙げた。
<東京ヤクルトスワローズ>
山川晃司捕手(3位・福岡工大城東)
ヤクルトにとってこの年唯一の高卒ルーキーとなった山川。今季はファームで49試合に出場したが、打率.106と低迷した。この年の大卒組で指名された風張蓮投手は今季53試合に登板し、頭角を現している。
<読売ジャイアンツ>
岡本和真内野手(1位・智弁学園)
巨人はドラフト1位指名で岡本を一本釣り。今季史上最年少で3割30本100打点を達成するなど4番打者として活躍。11月に開かれる「2018日米野球」の侍ジャパントップチームにも選出された。
<横浜DeNAベイスターズ>
百瀬大騎内野手(6位・松本第一)
飯塚悟史投手(7位・日本文理)
亀井塔生捕手(育1・日星)※2018年戦力外
飯塚は2017年に1軍デビュー。今季は9試合に登板し、防御率4.74とまずまずの成績を残した。来季はさらなる飛躍が求められる。百瀬はファームで今季69試合に出場。この年、大卒組で山崎康晃投手と石田健大投手、社会人で倉本寿彦内野手が入団。DeNAにとっては“豊作イヤー”となった。
<中日ドラゴンズ>
佐藤雄偉知投手(育1・東海大相模)※入団拒否
石垣幸大投手(育2・いなべ総合)※2016年戦力外
藤吉優捕手(育3・秀岳館)※2017年戦力外
中日は育成ドラフトで高卒選手を3人指名した。育成1位で指名された佐藤は入団を拒否し、Honda鈴鹿に入団した。ほか2人も戦力外となっている。
<阪神タイガース>
植田海内野手(5位・近江)
俊足を買われて2016年に1軍初昇格。この年は1試合に出場したのみだったが、翌17年は13試合に出場し、初安打も記録した。今季104試合に出場し、チーム2位の19盗塁をマーク。しかし、打率.192と打撃に課題を残し、得意の守備でも9失策を記録するなど全体的に粗さが目立つ結果となった。