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【9・10月の月間MVP】セは巨人・菅野とDeNA・ソト、パは山川と多和田が史上初の年2度目の同時受賞

2018/10/16

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 日本プロ野球機構(NPB)は16日、9・10月度の「日本生命月間MVP賞」を発表した。セ・リーグは読売ジャイアンツの菅野智之投手が6度目の受賞、横浜DeNAベイスターズのネフタリ・ソト内野手が初受賞となった。パ・リーグは埼玉西武ライオンズから多和田真三郎投手と山川穂高内野手がそろって受賞した。
 
 セ・リーグ投手部門は、菅野が2017年9・10月以来の受賞。巨人の投手としては最多の6度目の獲得となる。9月以降は4勝1敗、防御率1.10を記録した。自身2度目の3試合連続完封も達成した。
 
 打者部門は、ソトが来日1年目で初受賞。9月以降、28試合に出場し、リーグトップの14本塁打、31打点、打率.360を記録した。マルチ本塁打を3試合で放つなど、クライマックスシリーズ(CS)出場争いを最後までけん引した。DeNA選手の打者部門の受賞は、昨年8月度の筒香嘉智外野手以来となる。
 
 パ・リーグ投手部門は、多和田が今年3・4月度以来、自身2度目となる受賞。9月以降は5試合に先発登板し、完封勝利など自身3連勝を含むリーグトップタイの4勝を挙げた。防御率はリーグトップの1.54、投球回35はリーグ2位の成績で、リーグ優勝への立役者となった。
 
 打者部門の山川は、9月以降の全28試合に4番打者で出場。いずれもリーグトップの11本塁打、28打点の成績を残した。また、6本の殊勲打を放つなど、抜群の存在感でチームのリーグ優勝に大きく貢献した。2017年8月度、9・10月度、今年3・4月度に続き、自身4度目の受賞。2年連続で同一年に複数回受賞したのはイチロー以来の2人目の快挙となった。
 
 多和田と山川は今年3・4月以来の2度目の同時受賞。投手・打者が同じ選手の組み合わせで1年に2度同時受賞するのは史上初の記録となった。



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