ドラフト、球団別補強ポイントは？ 5年後の陣容から探る指名すべき選手＜巨人・ヤクルト・広島＞
2018/10/23
東京ヤクルトスワローズ
補強ポイント
＜現在ローテ＞ ＜5年後＞
ブキャナン(29歳) 寺島成輝(24歳)
石川雅規(38歳) 原樹理(30歳)
原樹理(25歳) 星知弥(29歳)
小川泰弘(28歳) 小川泰弘(33歳)
高橋奎二(21歳) 高橋奎二(26歳)
カラシティー(27歳) 金久保優斗(24歳)
＜中継ぎ＞
風張蓮(25歳) 岩橋慶侍(32歳)
大下佑馬(26歳)
梅野雄吾(19歳) 蔵本治孝(28歳)
ハフ(34歳) 風張蓮(30歳)
＜セットアッパー＞
近藤一樹(35歳) 中尾輝(29歳)
＜クローザー＞
石山泰稚(30歳) 梅野雄吾(24歳)
昨季最下位から大躍進の2位でフィニッシュした。クライマックスシリーズ（CS）はファーストステージで敗退したが、下馬評を覆す戦いぶりだった。だが、打線に助けられた部分も多く、投手陣に課題は多い。
先発陣の中で規定投球回数を満たしたのは、ブキャナン一人だけ。シーズン中に手を替え品を替え、起用していた印象だ。来季には整理されていくと思うが、全体的な枚数を考えても物足りなさが残る。
指名の優先順位は投手にならざるを得ないだろう。先発タイプはもちろん、リリーバー、右左と、補強ポイントは多い。
＜現在のラインアップ＞ ＜5年後＞
1(一)坂口智隆(34歳) (三)廣岡大志(26歳)
2(中)青木宣親(36歳) (中)山崎晃大朗(30歳)
3(二)山田哲人(26歳)
4(左)バレンティン(34歳) (一)村上宗隆(23歳)
5(右)雄平(33歳) (遊)西浦直亨(32歳)
6(三)川端慎吾(31歳) (二)宮本丈(28歳)
7(遊)西浦直亨(27歳) (捕)中村悠平(33歳)
8(捕)中村悠平(28歳)
一方の野手陣も安泰かというと、そうではない。山田哲人のメジャー挑戦を考慮すると、主軸を打つ人材が乏しい。さらにポジションでは、外野手の層が極めて薄い。
現在のレギュラー、坂口智隆と雄平は同期であり、青木もベテランだ。若い山崎や廣岡のコンバートも考えられるが、高校生の野手指名も検討に入れなければならない。