広島が3連勝で日本シリーズ進出決定! 34年ぶり頂点へ、“三度目の正直”なるか
2018/10/19
広島東洋カープが19日、本拠地マツダスタジアムでの読売ジャイアンツとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦に5-1で勝利。対戦成績4勝0敗(アドバンテージ1勝含む)で、日本シリーズ出場を決めた。
日本シリーズへ王手をかけたこの日、広島は2回裏、野間の適時二塁打などで2点を先制。3回には丸にソロ本塁打が飛び出し、5回には敵失で2点を追加した。
投げては九里が5回まで無安打の力投。6回2死二塁からマギーの適時打で1失点。岡本に左前打を許して降板となったが、2死一、二塁でマウンドを引き継いだ岡田が阿部を左飛に取ってピンチをしのいだ。一岡、ジャクソン、フランスアの無失点リレーでリードを守り切り3連勝を飾った。
今季リーグ3連覇を果たした広島。リーグ優勝1年目は日本シリーズで、北海道日本ハムファイターズに敗れ、日本一を逃した。2年連続でリーグ優勝を果たした昨季は、CSファイナルステージで横浜DeNAベイスターズに4連敗。日本シリーズ出場も叶わなかった。
今季CSファイナルステージでは、ファーストステージ連勝で勢いに乗る巨人との対戦となった。第1戦は今季最多勝の大瀬良大地投手が6回1失点と好投し、丸佳浩、鈴木誠也両外野手の本塁打など6得点で快勝した。息詰まる展開の投手戦となった第2戦は、先制を許しながらも8回に菊池涼介内野手の3ランで逆転勝利を収めた。
3連勝でCS突破を果たした広島。今年こそ3度目の正直となるか。34年ぶりの頂点を目指し、27日開幕の日本シリーズに臨む。