大阪桐蔭・藤原、ロッテが交渉権獲得! 3球団競合の末に井口監督が当たりクジ引く
2018/10/25
Kana Yamagishi
2018年プロ野球ドラフト会議は25日、東京都内で行われ、大阪桐蔭高の藤原恭大外野手は楽天、阪神、ロッテの3球団競合の末、千葉ロッテマリーンズが交渉権を獲得した。
藤原が3球団から1位指名を受け、ロッテが交渉権を獲得。一番最後にクジを引いた井口資仁監督が「残りもの」から当たりを手にした。
複数球団1位指名の過去最多は、1989年の野茂英雄氏と1990年の小池秀郎氏が受けた8球団。昨年の清宮幸太郎(日本ハム)には1995年の福留孝介以来となる7球団が指名し競合した。
藤原は、走攻守揃った外野手として甲子園に4度出場し通算打率.318をマーク。今夏の選手権大会では3本塁打を放つなど根尾昂らとともにチームをけん引。俊足を生かした走塁、守備範囲の広さも光り、チームを史上2度目の春夏連覇に導いた。