成長続ける中村晃、鷹の安打製造機が目指すは出塁率4割
鷹の安打製造機・中村晃。今季個人として目指すのは首位打者と最高出塁率だ。中村が出塁すれば、得点機は多くなる。それはチームの勝利にもつながってくるはずだ。
2015/04/28
目標は打率が3割、出塁率は4割
昨シーズン176本のヒットを放ち、最多安打に輝いた鷹の安打製造機・中村晃。今シーズンから背番号を「60」から「7」へ変更し、さらなる飛躍が期待される。2015シーズンは200安打も目指せる逸材だが、本人が求めるのは首位打者と最高出塁率。打率は3割、出塁率は4割を越えることを目標に定めている。
「順調です。数字も感覚も」と現状を淡々と口にする。
4月27日現在、打率.330、出塁率.406と自身の設定ラインをキープしている。これはともにリーグ5位の成績だ。チーム内では打撃好調の柳田悠岐に続く数字。タイトル奪取に向けて、開幕から充実した1カ月を過ごしている。
4月22日の楽天戦、1対1で迎えた9回裏二死満塁の場面で打席に入った中村は、四球を選んだ。
このサヨナラ押し出し四球により、チームは勝利を収めた。出塁率を高めるには四球を選ぶ選球眼も重要だ。ボール球に手を出さず、ストライクを振りにいくという当たり前で困難なことが実行できれば、求める数字により近づける。
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