成長続ける中村晃、鷹の安打製造機が目指すは出塁率4割
鷹の安打製造機・中村晃。今季個人として目指すのは首位打者と最高出塁率だ。中村が出塁すれば、得点機は多くなる。それはチームの勝利にもつながってくるはずだ。
2015/04/28
昨年との変化は?
24試合を消化し、108打席に立って12個の四球を選んでいる(4月27日現在・リーグ4位タイ)。安打数よりも確率を重視する中村にとって、四球はヒットに等しい。出塁することに変わりはないのだから。
昨シーズンの同時期の成績は打率.297、出塁率.354。今シーズンはどちらも上回っている。
「去年と違うのは、切り替えられるようになったこと。1試合4打席立って、ヒット1本も出なかったのが、1本打てる試合が増えてきた」
今シーズンは24試合中、無安打は5試合。昨シーズンは143試合に出場し、無安打は37試合(守備のみの1試合除く)。4打数以上での無安打は20試合と、決して悪い数字ではない。これは本人の感覚が大いに関係しているのだろう。冒頭の「数字も感覚も」調子がいいからこそ、昨年と比較すると充実感もあるに違いない。
開幕から4試合は2番を打っていたが、その後は1試合7番に入ったのを除き、1番バッターとしてチームを牽引している。
「打順にこだわりはありません。試合に出られればいいですね」
どれだけの数字を残せるのか。鋭い選球眼を持つヒットマンに注目だ。
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