ソフトB・バンデン、きょう日本S第2戦先発 敵地で先勝へ「チームに感謝して投げる」
2018/10/28
福岡ソフトバンクホークスと広島東洋カープによる「SMBC日本シリーズ2018」第2戦がきょう28日、マツダスタジアムで行われる。敵地で先勝したいソフトバンクはリック・バンデンハーク投手が先発。今季10勝を挙げた右腕が、意気込みを語っている。
前日は延長12回、4時間40分を超える激闘の末に日本シリーズ初戦としては32年ぶりに引き分け。しかし、敵地で相手に先勝を許さなかったソフトバンクにとっては大きな一戦だった。
そして迎える第2戦。先発マウンドには今プレーオフ初登板となるバンデンハークが登る。今季ペナントレースでは10勝7敗、防御率4.30ながら、17日の埼玉西武ライオンズとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦ではリードを守って6回8奪三振4失点と力投。中10日で臨むマウンドへ向けて、前日27日に右腕は「シーズンとしては少し不本意だったが、でも日本シリーズの舞台はここ4年で3度目。チームに感謝してしっかり投げたい」と意気込んだ。
また、広島打線については「本当にバランスの取れた良い打線だと思う。注意するのは特に誰というわけではなく、しっかり1人1人、1球1球いつもと変わらずしっかり腕を振って投げたい」とコメント。敵地で広島ファンの声援を背に投げることになるが、「西武とのクライマックスシリーズも敵地でやっているし、特に意識はない。試合中に1人1人が自分のやるべきことをしっかりやれば、結果は付いてくる」と頼もしく語った。
取材・氏原英明、文・ベースボールチャンネル編集部