ソフトバンク、日本S本拠地10連勝! 流れ呼んだデスパの一発、指揮官も称賛「すばらしいホームラン」
2018/10/30
福岡ソフトバンクホークスが30日、ヤフオクドームで行われた広島東洋カープとの「SMBC日本シリーズ2018」第3戦に9-8で勝利。これで本拠地での日本シリーズは2011年の7戦目以降10連勝、シリーズ成績1勝1敗1分とした。
一進一退の攻防を繰り広げた両チーム。計6本塁打、28安打が生まれる激闘となった。ソフトバンクは6点をリードしながら、8回に広島に一挙5得点を許し、最後まで気が抜けない展開だった。
工藤公康監督は、試合後のインタビューで「ほっとしました。勝ててよかった」と安どの表情。1敗1分で本拠地3連戦を迎えたこの日。「選手を信じて、ヤフオクに戻ってきて本来の姿を出してくれると思っていた。その通り選手が頑張ってくれた」と笑みを浮かべた。
ここまで2試合は広島に先手を取られたが、第3戦は先制に成功。先発ミランダは5回3失点の粘投、さらにデスパイネにはシリーズ1号3ランが飛び出した。5-3の追加点がほしい場面で生まれた一発に対し、指揮官は「一気にベンチがわいた。いける雰囲気つくってくれたすばらしいホームラン」と絶賛した。
広島打線の粘りを「本当にすごいと思った」と脱帽した様子だったが、見事に声援に応え、本拠地での日本シリーズ連勝を「10」に伸ばした。「熱い応援のおかげで勇気をもって打席に入れるし、勇気をもって投げることができる」とファンに感謝を示し、「明日、あさってもホークスらしい野球やりたい」と次戦を見据えた。